敏感肌のシミ対策!夏の最大の敵”紫外線”

敏感肌のシミ対策!夏の最大の敵”紫外線”

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シミはなぜできるのか

皮膚に日光があたると、メラノサイトでメラニンが合成され皮膚が黒くなります。

この黒化は一時的なもので、日光が当たらなくなればメラニンの合成は停止し、ケラチノサイト内のメラニンもターンオーバーによって皮膚外に排出されます。

しかし、日光に当たらなくなってもメラニンの合成が停止しなかったり、メラニンが排出されなかった場合には部分的に褐色の色素が沈着します。

これを”シミ”といいます。

色素沈着のメカニズム

あとで、出てくる美白成分がどこの働くのか分かりやすくするために、ここでちょっと色素沈着の起こる流れについてお話します。

専門的な、難しいカタカナも出てきますが、化粧品に含まれる美白成分のターゲットだったりもするので我慢してください(笑)

最後に用語説明も載せますので・・・。
とりあえず、行ってみましょう(笑)

①まず、日光(紫外線)を皮膚表面に受けます。

②紫外線の刺激をうけて、ケラチノサイトという細胞がエンドセリンという物質を出します。

③エンドセリンはメラノサイトという細胞にレセプター(受容体)にくっつきます。

④その信号を受け、メラノサイトにある、メラノソームでメラニンの合成が始まります。

⑤メラノソームの中にはメラニンがいっぱい合成されます。

⑥そのメラニンをいっぱい持ったメラノソームが、今度はケラチノサイトへ運ばれます。

⑦メラノソーム内にあった、メラニンの顆粒がケラチノサイトの中に入ります。

⑧メラニンをもったケラチノサイトが皮膚のターンオーバによって、皮膚表面に移動していきます。

「美白」とはどういうことなのか

シミの発生を防御・軽減するために「美白化粧品」が使用されます。

しかし、「美白」という効能は実は薬事法に記載された効能ではありません
また、肌を白くする漂白作用を示すものでもありません

では、どのような効能表現で申請が認められているのかというと

化粧品の効能では、

「日焼けによるしみ・そばかすを防ぐ」

医薬部外品の場合は便宜上、

「メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐ」

となっています。
まとめますと、このように表現されます。

美白剤とは、
日焼けによる色素沈着を防ぎ、穏やかに改善するものということ。

医薬部外品として認められている美白成分

若干、マニアックな感じになってるので成分だけでいいかなと思いますが一応表にまとめました。

いろんな化粧品に含まれているので、店頭で買うときに成分みるだけでも面白いかなと思います^^(え?面白くないって?(笑)すみません。)

成分名由来働き
アルブチンコケモモ・ウワウルシ・ナシなどの葉に含まれる物質。(ヒドロキノン配糖体)メラニン合成に関与する酵素(チロシンキナーゼ)の活性を阻害する。
アスコルビン酸グルコシド不安定なビタミンCに糖を結合させたもの。メラニン生成の酸化過程を抑制する
リン酸アスコルビンMg不安定なビタミンCのリン酸エステルにしたもの。メラニン生成の酸化過程を抑制する
エラグ酸マメ科植物から得るポリフェノール化合物。メラニン合成に関与する酵素(チロシンキナーゼ)の活性を抑制。
トラネキサム酸抗プラスミン作用・メラノサイトの増殖抑制・チロシンキナーゼ活性抑制など。
コウジ酸味噌・醤油・日本酒などの醸造に使用される麹カビ発酵エキス中に含有される物質。チロシナーゼを非拮抗阻害。メラニン生成の酸化重合反応を阻害。
ルシノールレゾルシン誘導体チロシナーゼ活性を拮抗阻害。酵素TRP-1を阻害。
カモミラETカミツレの花から抽出メラノサイトの活性抑制と増殖抑制。エンドセリンの情報伝達を抑制。
マグノリナンモクレンの樹皮に含有されるマグノロール類似化合物チロシナーゼの成熟を抑制。チロシナーゼのメラノソーム移行を抑制。
アデノシンリン酸2Naメラニンの排出促進

たとえば、
”カモミラET”は花王のソフィーナとかキュレルや資生堂のHAKUにも入ってますよね。

”トラネキサム酸”は美白化粧品や肌荒れ、うるおいなど様々な化粧品に含まれています。

”コウジ酸”はコーセーで使われていますし
”ルシノール”はポーラで使われています。

もうこの辺は有名なので使ったことある人いるんじゃないでしょうか~~?

私も、使ったことあります(笑)
シワ・シミ・アンチエイジング大好きです・・・。

ここまでは、あくまで”化粧品”としての”予防”がメインでしたが、実際に白くしてくれる成分がありますので紹介しますね。

ハイドロキノンとは?

うちの病院でも皮膚科からハイドロキノンの指示が出たりしますが、これはまた先ほどの美白成分一覧とはちょっと違うんですよね。

まず、アメリカでは医薬品としてその美白効果が認められている成分です。すでにこれまで多くの患者さんに”漂白”目的で”治療薬”として使用されてきた成分です。なんかすごくないですか?(笑)

日本でハイドロキノンの化粧品はだいたい1~4%くらいの濃度です。

では、このハイドロキノンは先ほどのメカニズムのどこに働くのでしょうか。

まず他の美白成分と同じチロシンキナーゼを阻害します。これによって、メラニンの生合成が阻害されます。

そして、さらにメラニンを作る工場でもあるメラノサイトの働きを弱めます。

ハイドロキノンは
メラニンの合成を邪魔して、さらにメラニンを作る工場の働きも弱めます。

皮膚科で処方してもらうと濃度は一般的な化粧品より濃くなります。4%~6%くらいですかね。価格は5g2000~3000円くらいでしょうか。
濃度も価格もクリニックによって異なりますので興味のある方はお近くのクリニックに相談してみてください^^

攻めのハイドロキノン5%配合クリーム。ランテルノ

点にハイドロキノン、面にビタミンC【Wでケア】

用語解説

メカニズムのところでも、そうとうカタカナいっぱいでしたが、最後に”シミ”や”美白”関連で出てくる難しい名前の用語解説しておきます。

ホワイティシモUV ブロック シールドホワイト

エンドセリン
サイトカインという情報伝達物質の一種です。紫外線があたったことを、メラノサイトまで伝える伝書鳩のような働きをします。

抗プラスミン作用
美白成分トラネキサム酸の作用の一つ。肌荒れの発生過程にプラスミンが関与していると言われています。トラネキサム酸には、このプラスミンの生成を阻害する働きがあるとされています。

TRP-1
美白成分ルシノールが働きかけるポイントの一つで、メラニンの生合成の中~後半にかかわる酵素の一種です。

チロシナーゼ
こちらも、メラニンの生合成に関与する酵素の一種です。どちらかというと、一連の流れの前半に関与している酵素です。

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