出産のときにウィッグはどうするのか(②総合病院の産婦人科)

出産のときにウィッグはどうするのか(②総合病院の産婦人科)

前回、クリニックでの出産についてメリット・デメリットを踏まえ整理しました。

やはり、個室がとれるのは脱毛症を抱える身には大きいメリットだったなと思いますね~。

今回は家の近所の総合病院の産婦人科で出産したときのお話を
前回と同じようにメリット・デメリット整理してまとめていきます。

結論から言うと、
個人のクリニックのように
脱毛症患者にとっての特別なメリットはありません。

一般的な妊婦さんにとってのメリットというのは存在しますが、
脱毛症で普段ウィッグをかぶっている身には
むしろデメリットの方が多いかなと思います。

メリットがそのデメリットを上回るかどうか、
それは個人の価値観ですね^^

今、私が妊娠したら次はどっちにするか・・・?

えぇ~。
めっちゃ悩むなぁ。
どっちもどっちやねんな~。

まぁ、既にやかましい男の子が2人もいるから個室がある方がちょっと有利かなぁ。

でも、計画分娩で”バルーン+ラミナリア+陣痛促進剤”。

これは2度としたくないほどの恐怖やなぁ。

AI
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前回のクリニックを選ばなかった理由

なぜ、前回と同じクリニックにしなかったのか?
ほとんど主感なので、参考にならない気がしますが一応理由について考えてみました(笑)
飛ばしてもらってけっこうです。
また、すべての個人クリニックがそうだとは思いません。

理由1:年子だったので近くがよかった

長男が1歳4か月のときに、次男が誕生しました。
年子妊娠だったのです。

なので、まだ長男も赤ちゃん(笑)

すでに、保育園にあずけて仕事復帰していたので
健診のときは、連れていくようなことはなかったのですが、

出産となると、お見舞いとかそうゆう利便性を考えて
やはり近い距離を選びました。

単純に、家からいちばん近いのがここだったのです。

嫌でしたよ(笑)近すぎ(笑)
この病院の門前で仕事していたこともありましたし、病院実習もこの病院でしたから・・・。
まぁ、何年も昔のことですし、苗字も違うので誰も知ってるわけじゃないんですけどね。
病気で入院するわけではないので、薬が処方されることもありませんし薬剤部と関係することもないでしょうからそこは心配していませんでした。

一番心配していたこと。
それは、保育園の誰かが妊同じタイミングで出産とかにならないかなぁと・・・。
入院期間が同じだったら嫌だなぁと思っていました。

あとは、地元だったので同級生が看護師してるとか、
近所の人が入院してたり見舞いにきてたり(笑)

とりあえず、人と会いたくないと思っていました。

理由2:前回の無痛分娩が痛かった

前回、無痛分娩があるということも、そのクリニックを選んだ理由だったのですが、計画分娩のおかげで前処置は痛いは、陣痛促進剤も痛いは・・・。
無痛分娩は本当の出産直前までしてもらえないので何が”無痛”なのかもうさっぱり(笑)

とくに、あの前処置が恐怖で恐怖で(笑)

2年連続あの思いだけは勘弁してほしかったのです。

理由3:先生が不愛想で、看護師さんも怖かった

完全に好みの問題(笑)

初産で(ついでに脱毛症で)不安が多いなか、先生も看護師さんも不愛想で怖かったんです。

理由4:産後の浮腫が異常だと感じた

私は、長男の時に700mL近い出血をしました。
(ちなみに次男は900mL)

そのときに、点滴をしてもらったのですが
みるみる浮腫んでしまって、象みたいな足になって(笑)

身体もだるくて、しばらく動くのもつらいほどでした。

もちろん、処置だけのせいではないと思います。

それほどの、出血をしたので動けないのも当たりまえです。
ですが、そのときなぜこんなにも浮腫むのか?という質問に
きちんと説明をしてもらえなかったので、退院まで不安をひきずりました。

退院後、すこしずつ改善されていきましたが
やはり理由は教えてほしいなと思いました。

理由5:経験値UPのため

これは、ある種の職業病ですね(笑)

仕事柄いろんな患者さんから、いろんなことを聞かれます。
引き出しを多くしておく方が、ひとつでも多くの情報を提供できますので
違うところで出産してみようと思いました。

総合病院の産婦人科で出産して感じたこと

では、実際に総合病院の産婦人科で出産して感じたことについてです。
まず、メリットとデメリットについて。
ただし、冒頭でも書きましたが脱毛症の観点からのメリットはありません。
一般的な妊婦のメリットになります。

メリット

①診療科がたくさんあり出産時の予想外の出来事に対応できる

②小児科もあり出産後も安心

③先生が複数人いるので、計画分娩ではなかった。
(予定日を大きく遅れたり、胎児が大きくなってきた場合は陣痛を早めることもあります)

④費用が安い

⑤妊婦が多い

①他科を受診できるというのは、「もしもの時」だけではありません。

わたしは、アトピーの素因をもっているので妊娠すると”妊娠性掻痒症”を引き起こします。

長男のときは、とても酷く全身湿疹で痒くて辛すぎるほど。

なので、前回のクリニックでもリンデロンVG等をもらって塗っていましたが、今回のこの病院は”アレルギー医療センター”という看板を掲げていて皮膚科がとても強い病院でした。

一般的には、重度のアトピーや食物アレルギーをメインに診察している病院なので、紹介状がないと受診すらできません。

ですが、産婦人科から皮膚科を受診させてもらえたので背中もお腹も顔も全部診てもらい、それぞれステロイドの強さの違うお薬をもらい塗り分けて妊娠期間を乗り越えることができました。

AH軟膏もたくさん処方してもらい、主人に背中を任せ全身ぬって痒みと戦いました(笑)

*AH軟膏(アンテベート軟膏+ヒルドイドソフト軟膏の1:1混合軟膏です)

 

③計画分娩ではない。
これも前回のクリニックでの出産を読んでいただければ、壮絶な前処置の辛さをわかってもらえるかと思います。

また、医師によっても方針が異なりますので、計画分娩をされていないクリニックもあります。

臨月を迎えすでに3000gをこえ、小柄な私からは大きすぎる胎児・・・
一歩遅れたら、結局は陣痛促進剤パターンだったんですけど(笑)

次男は空気を読んで自力で出てきてくれましたが、3400gでした。

無痛分娩をえらばず、自力で産みました。

陣痛に関しては、促進剤よりも自然な陣痛の方が痛みがましでした。
出産は、バキバキッと腰が折れるような感じで・・・

なかなか出てこれない次男を前に、男性医師がお腹に乗り
もう一人の医師が吸引する・・・地獄絵図。拷問。

このとき、前回の無痛分娩の価値を理解しました(笑)

出産直前だけやん!と思って文句を言ってましたが、
出産直前だけでも、あのバキバキッという痛みがないだけでもましだなと反省しました。

このとき、また大量出血。900mL・・・。
主治医もびっくり(笑)
看護師さんは歩こうとする私を必死にとめ、車いすに乗せられました。

⑤費用が安いことも関係しますが、同じ日に産んだ妊婦さん、なんと13人(笑)
これが、一堂に新生児室に集まりミルクを上げたりオムツを変えたり・・・。
世代も、まぁだいたい近いのでみんなすぐ話すようになり、
連絡先を交換したり、育児の相談ができるお友達になっていきます。

脱毛症でこそこそしていた私にはどっちかというとデメリットでしたけどね(笑)

デメリット

①個室がない(または、少ない)ため、相部屋

②夜間授乳コールがある

③シャワーもトイレも共同

①私は個室かできれば2人部屋をせめて希望しましたが、かなわず。
それどころか、妊婦が多すぎるということで
産婦人科病棟のベットが足りなくなり、私は一般病棟の4人部屋にはいることになりました。

出血大量でふらふらなのにゴメンね
赤ちゃん遠くなっちゃうね、見たくなったら自分で動かず看護師呼んでね。

と、すごく申し訳なさそうに言われました。

いや、むしろ私ずっとここにいたいですけど・・・。
周りおばあちゃんばっかりだし、
見た目気にする必要ないし(笑)

と思いましたが、翌日にはベットが空き産婦人科病棟の4人部屋になりました(笑)

カーテンを閉め切り、だれとも接することなく
授乳のときは帽子をかぶり新生児室に行き
また、だれとも話さず帰ってくる。

②前回とちがいここでは、夜間も赤ちゃんのミルクをあげに新生児室にくるように言われました。

すっぴんで、まゆげも薄い状態で帽子をかぶり夜中に新生児室へ。
新生児室は明るくて、鏡にうつる自分の姿の酷いこと酷いこと(笑)

予定時刻にはタイマーをかけて仮眠しますが、
 予定より早く起きて泣いていると、
看護師さんから「ミルクをあげにきてください」と起こされます。

なので、布団にはいっているときも帽子をかぶっていました。

③シャワーとトイレも共同です。
シャワーは予約制です。表がシャワー室に貼ってあるので、希望する時間に名前を書く。なので、他人と一緒にお風呂にはいるわけではありませんでした。

トイレは共同ですが、帽子をかぶって素早く往復していれば問題はなかったです。

洗面所がちょっと不便でしたね。
顔洗って、歯を磨く時間はだいたいみんな同じです(笑)

しかたないんので、ピーク時をずらして
帽子かぶったまま顔を洗っていました。

出産時はやっぱり帽子

陣痛は夜中から始まっていました。
朝になって、「あぁ~痛いなぁ」と感じ辛くなってきましたが

ぎりぎりまで家にいてやる!
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そう思って、耐えていました。
ギリギリになるまで家にいて、直前で帽子かぶってそのまま分娩室にいって出産しようと思っていたからです。

分娩室と陣痛室がちがうかったので、移動するくらいならいきなり分娩室がいいわと(笑)

前回の教訓を生かし、今回も絶対帽子がいい!と思っていたので
臨月に出産説明を先生から受けたときに
出産は帽子がいいとお願いをしておきました。

先生には、妊娠掻痒症で皮膚科を紹介してもらったときに
実は掻痒症だけじゃなく脱毛症なんです・・・と打ち明けていたので
帽子でも構わないよ~とあっさりOKしてくれました。

陣痛と戦い、出産するのに必死なときは、周りのことなんて気にしてられませんので、帽子だろうがなんだろうがとりあえず早く出したい一心でした(笑)

案の定、悶え苦しみ汗だくになりながらの出産。
私の出産はウィッグでは厳しいです(笑)

友人の話だと、超安産で30分~1時間とかの人もいます(笑)
それであれば、全然ウィッグでもそうな気がします。

ですが、安産かどうかは終わってみないとわかりませんので・・・

個人的には、ウィッグはあきらめて帽子がベターかな。
円形脱毛症の人も、帽子でいいと思います。

「脱毛症なので、帽子でもいいですか?」といえば
ダメだとはいわれません^^

帰宅するときも、あっさりしたもんでした。

一応、主人に化粧品だけもってきてもらい
軽くお化粧をして、帽子をかぶり赤ちゃんをだいて
「お世話になりました」と主人とともに帰宅しました。

クリニックにしても、病院にしても
毎日、何人もの人が入院し退院していきます。
看護師さんや医療スタッフは誰がどんな人なのかまで気にも留めていないと思います。
もちろん、注意して観察しないといけない状態なら別ですが。

普通に問題なく赤ちゃん産んで帰っていく。

出産の現場は本当に壮絶です。
そんな大変な状況が毎日毎日繰り返される中で、
脱毛症なんてきっとどうでもいいと感じていると思います(笑)

脱毛症である自分のことをあまりにも重く受け止め
自らの手で不自由にしてしまっているのかもしれませんね^^

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